以前のブログでも “神戸市の顔が見えない ” と申し上げましたが、
神戸の重要プロジェクトなのにほとんど目立つ動きは井戸知事 !
久元市長は “ どうされているのか ” と感じます~
=== 何故このような雰囲気が続くのか ===
と 考えますと
井戸知事は 知事の立場より関西広域連合の連合長として、色々なプロジェクトでの協議を中心的に進めていることで大きな影響力を発揮していると思います。
関西広域連合は本来周辺都市との救急医療や防災、環境保全、観光、文化等、広域での都市間協力を中心として立ち上げられたのが当時の趣旨だったと思っております。
ところが国の特区に指定されるプロジェクト等をはじめ、色々と重要事項においてそれぞれの組織が事業推進をしているにも関わらず、それを取りまとめるかのように、関西広域連合が当初の分野より拡大され、協議や運営する事業として組み込んでいったのであります。
そのため、二重行政のような屋上奥を重ねる新たな組織が出来上がり、今では関西広域連合の方が力を増してきているのであります。
このような流れが、連合長である兵庫県知事に当時は一見強い権限があるかのようでしたが、今ではその権限が既成事実になってしまいました。
それ故に、神戸の重要プロジェクトもほとんど関西広域連合にコントロールされてしまい、神戸市・神戸市長の存在感がさらに見えなくなってしまったのでしょう。
=== 企画・戦略・表現・発信力を感じてこられなかった ===
のは平野だけではないでしょう~
ただ、市長は本会議でも知事とは “協議・連携できている” との答弁もお聞きし、確かに同じ総務省出身という気持ちがあるのかもしれませんが、現実的には知事に飲み込まれているようにしか見えないのであります。
先だっても震災被災の方々が入居する“ 復興借り上げ住宅 ” 返還問題で兵庫県のさらなる継続入居要件緩和が示されましたが、県・市協調出来るのであれば、これ程重要な事項は当然話し合いされても良いはずでありました。
しかし、これも知事のマイペースでの緩和が示され、この事で同じ被災者の立場であっても県と市での要件の差がさらに大きくなった事に神戸市の説明の難しさが増すばかりであります。
このように重要プロジェクト等は知事にコントロールされ、時には神戸市との協調なく兵庫県独自の施策を打ち出される等・・・
~ 神戸市はこのままの市政運営で満足なのでしょうか ~
関西広域連合であっても、国家戦略特区等関西全体の協議であっても、
神戸市政の重要分野は
=== 力強い神戸市 === として
独自に戦略を描き発信力ある戦いをしてほしいものです。
これからも
~ 戦える地域政党として ~ 魅力ある神戸に ~
神戸市会議員 平野章三