この度は建設局に駐輪対策の件で、垂水駅東口・西口という具体的な場所を示しながら協議して来ました。
通常の走行スピードで、当然のように人通りの多い駅前の歩道や広場へ不法駐輪のために乗り上げてくる単車・・・
特に夕方からは、点字ブロック上であろうと広場内であろうと不法駐輪車が整然と並んでいく・・・
駐輪のためには進入禁止道路の走行や一方通行の逆走なども・・・
時には大型の自動二輪車も我が物顔で・・・
= 原因としては =
買い物客や駅の乗降客など多くの人々が通行されている付近が、もっとも不法駐輪したい場所になっているからであります。
〜 そこで、建設局として不法駐輪対策が出来ていない点について 〜
♦︎ 市立駐車場内に不法駐輪している場合
例えば、市立駐車場の定期使用場所に許可なく不法駐輪していても、撤去出来るまで一定期間 ( 日数は、悪用されてはと思い言わないことに ) が必要という条例になっています。
そのため、即撤去することが出来ないにもかかわらず、平成15年4月以後は条例改正されていないので、現状に応じた対応が出来るように、条例改正を建設局に求めました。
条例改正にはパブリックコメント等が必要なので、“来年2月予算市会で提出します”
との事であり、動き出しました。
もう一点は
♦︎「 市立駐車場以外の自転車等放置禁止区域での放置については撤去及び保管しなければならない 」 と条例で明記されています。
しかしながら、禁止区域内での即時撤去が可能でありながら、現状を把握することなく月6回午後2時か2時半頃、マンネリ的に単純撤去しているだけでありました。
垂水建設局としては民間委託して一定の撤去回数の実績さえ作っておけば良かったのかと思いたくなりました。
〜 しかし、現実を直視し真剣に対応してほしいと 〜
例えば、仕事の関係などが多いと思いますが、特に夕方から不法駐輪が増えていくことに対し確実に撤去という対応をする一方、駐輪場は夕方頃から帰宅されていく方が多いので、夕方から夜間の時間帯は低価格料金を設定する等もっと誘導してもらいたいものであります。
撤去については時間帯を変えて新たに委託契約をすればよく、大きな予算が必要でないので検討を申し入れました。
いずれにしても、時代の変化に条例が対応出来ていないのに 〜
“ 改正の努力をしないまま放置 ”
時代の変化に現場把握をせず 〜
“ 旧態依然のままの撤去作業 ”
それが今の建設局では・・・ と 以前から改善を言い続けてきました。
あまりの対応の遅さに〜 この気楽さに〜
・・・ やはり 【 役所の体質 】 そのものでは ・・・
と思っていました。
ところがこの度
〜〜〜建設局のスピードある具体的で積極的な対応には〜〜〜
只々〜 === 驚きの一言であります ===
本庁の建設局に申し入れたのが6月6日金曜日午前、その日の夕方金曜日、土曜日そして週明けの月曜日と3日間現場で確認作業をされたようです。
早速、その結果を12日木曜日に連絡があり、翌日その対策の報告を受けました。
《 レバンテ広場の駐輪対策 》
1 サインキューブとチェーン等で物理的に止められないようにする
2 6月は平日17時以降、週数回、職員による放置自転車の撤去とマナー啓発(ティッシュ配付等)
3 レバンテ広場内でのバイクの走行禁止の看板設置
4 放置自転車の状況が改善されなければ、警備員による巡回指導を集中的に実施
以上、書面での報告とともに、垂水東口側の点字ブロック上等の不法駐輪や市立駐輪場の夜間時間帯を低価格にするなどの検討をお願いしました。
===== この度の建設局は誠実な動きと具体的な内容が伴っており、
非常に評価の高い対応であったと思います =====
尚、6月16日月曜日から早速垂水JR東口・西口放置駐輪禁止の看板を並べ、チェーン等で不法駐輪出来にくいように対策がなされていました。
そして夕方、建設局の車両5台で一斉に不法駐輪の撤去をされていました。
本来、歩行者や障がいの方々を危険な状況から回避することを第一優先に不法駐輪対策の検討をお願い致しました。
そこでこれからも対応してくれるとのことなので、歩行者に対する“危険な走行”が少しでも減少することになり安心致しました。
=== いや〜 実に素早い建設局の動き 〜 これには感謝です ===
これからも
として
必ず結果を求め、少しでも成果を!!
神戸市会議員 平野章三