先日ある一団地に空室19戸の内僅か2戸しか5月に募集せずしかもいずれも特定目的住宅( 必要な資格・条件あり )に指定したため一般募集は0戸でありました。
その理由を聞きますと今後一階を必要とする人や火災などにより斡旋できる住宅を住宅管理課として確保しているとのことでした。
住宅を求めている人がいるのに将来必要であるとの予測だけで大量の空家住宅を募集せずに残し、その判断もさじ加減 ?
しかも家賃収入がなくても安心・・・・・何故なら税収があるからー
しかし、
〜 おかしい 〜
と指摘 !
その後都市計画局として検討された結果、「“ ご指摘通り” なので、次回8月に残している空家住宅を募集します」との改善の報告を受けました。
しかしですよー
平野はたった一団地の指摘でしたので、全市での市営住宅空家状況を調査致しました。
=== さらに驚き ===
(平成26年3月末現在)
定時募集済みは851戸、今後ご指摘どおり改善し空家確保している分を公募していくとのことですが、現在その住宅数はさらに上回る1,811戸ですよー
5月の定時募集より2倍以上の空家戸数を寝かしたままなのです。
それでもチェックしていくとまだまだ温存する住宅がありました ‼︎
住み替え斡旋用に678戸、階段昇降困難者用に1階だけで157戸、火災など緊急用に30戸確保しようとしています。
住み替え斡旋( 神戸市が移転のお願いをして住み替え決定している方の住宅 確保分は当然必要です )や階段昇降困難者はこれから予約を受けていくので、ある程度時間経過により予想ができ並行しての対応が可能であり、その間にも空家住宅が発生してきます。 火災等緊急用は公団・県・市が協定すればいづれか必ず空家があるので十分対応できます。
そこでこのような名目で確保しようとしている空室の中でさらに空家募集に回せることが可能であると指摘しました。
住宅管理課は「確かにまだ対応出来る状況がありますので、さらに募集戸数を見直す」とのことでした。
このように家賃収入なくても空家住宅として募集せず放置( 住宅管理課は確保のつもり ) したまま ‼︎
=== これをなんとも思わない市役所感覚 ===
こんな事でいいのでしょうか ?
として
~ 場合によっては住宅管理課の運営そのものを経営感覚のある民間に委託したほうが良いかもしれません ~
神戸市会議員 平野章三