以前から重要プロジェクトそのものに予算をつけ、縦割り行政でなく企画推進できる組織の必要性を前市長時代から平野は本会議や委員会そして直接各局担当者の方々に言い続け、医療分野の中でその考え方を一部取り入れられました。
その結果タイミングよく国との予算関連により動きだしたのであります。
役所は各局ごとに事業や予算執行するのが当たり前という意識・・・しかし今はプロジェクトによっては局だけの範囲を超え数局にまたがる事業を進めなければならず局間調整では成り立たない状況なのは当然であります。
その意味では各局を含めたこの度のプロジェクトチーム ( PT )
発足の考え方は評価でき、神戸志民党としての方針とも一致することになるでしょう。
ただ、課題としては
( 地下鉄海岸線と市街地西部の活性化 )
( 空家の活用 )
( 農村地域の活性化 )
等へもPTを発足させ協議していくと広がりすぎつつあるのでは〜
さらに(「活性化プロジェクト」として民間事業者からの事業提案を神戸市としてサポート提供していく)という少し違った方向性になっていくような感じがしています。
何か “ 事業者任せ " になりそうで、神戸市が重要プロジェクトとしての強い取り組みが感じられず、その上プロジェクトの指定に対する事業者の支援内容を見ると、地域の団体活動に補助金などのサポート支援をしてあげよう??? との程度のようで~
こんな内容でプロジェクトとは・・・ 驚きとため息ですね~
平野の提案趣旨のようにプロジェクトチームが活躍して頂ければと思いますが!
当面成果を見てからですね~
そのためこの考え方の問題点を指摘しておきたい。
◆ 神戸市の将来に大きな影響のある重要課題に絞ること
問題ごとに、つまり空家や農村や・・・
と数だけ増やし、プロジェ
クトチームも同じように作れば単なる提案委員会になりやめた方がよい。
◆ 予算と権限を与えること
各局をコントロールしていき責任も持たす必要があります
◆ 優秀なメンバーで組織を
政策立案意欲のある人財でコントロールを
◆ 民間人参加が通常の審議会的にならないように
会議が形式的な準備と結果を段取りするようなことはしない
このような方向であれば
として
支援出来るのではないでしょうか !
しかし
その方向性に向かうか甚だ疑問に感じておりますので、
これから見極めていきたいと思います
神戸市会議員 平野章三