子どもたちに豊かな人間性や図書を活用して学習能力を高めていきたいと「学校図書館」に地域ボランティアの皆さんが長年地道な活動を積み重ねてこられました。
しかし本来学校図書館の活性化には司書の配置が必要であり、毎年神戸市教育委員会にボランティアの皆さん方が要望の努力もあわせてされてこられました。
そこに文部科学省が
24年度「学校司書」としての地方財政措置をされたことで神戸市教育委員会も前向きに動き出し、学校図書館ボランティアの皆さんとの一体的な連携ができることになってきたことは実に素晴らしい成果でありました。
ただ、神戸市教育委員会では児童生徒の教育活動の一環として学校図書館を活用するという意識が今日まで殆どありませんでしたので、例えば一気に全市の小・中学校に“学校司書”を配置するための予算を計上してもまだ十分活用した教育がすぐにできない状況にあるようです。
そこで26年度は、10月より全市の中で小学校20校、中学校10校に専任の学校司書をモデル配置することになりました。
そのことで今日まで長年努力活動されてきた学校図書館ボランティア経験のある皆さんとともに、司書教諭と学校司書の方々が一体となれば読書指導や学習指導へと学校図書館本来の活性化が進んでいくことになるでしょう!
学校司書募集内容については下記の通りであり、今後は子どもたちへの熱意ある司書の方々に期待していきたいと思います。
↑ ↑ ↑ 詳細は当方HP 「市政だより」にも掲載中
今日までの教育委員会はすごく閉鎖的で外部の動きからは常に守りの体制に終始するイメージが強かったのですが、ここ最近では特別支援学校の誠意ある対応等を見てきましたので
「開かれた教育委員会」
と“おもい”が変わってきたと少しずつ感じて参りました。
これからも
として
教育は教職員のためでなく
また政治の利害関係に振り回されることもなく
[ 子どもたちの未来に向かっての教育 ]を基本姿勢とした活動をしてまいります。
神戸市会議員 平野章三