神戸市垂水区での市営高丸住宅(高丸5-8丁目周辺)の建替事業が進んでいます。
解体・建替とともに道路整備その上に大規模余剰地を生み出すことができたことは、事業として成果を上げられたように思います。
以前は、周辺の道路事情も悪かったのですが、今は10m幅の道路も確保できることから、解体跡地として生まれた余剰地をこれからどのように有効活用していくのか処分時期や方法について今後の対応を検討することになります。
ただ、余剰地一括利用については旧道路下埋設物等、問題もあるようですが、本来建替問題だけでなく街づくり全体の将来方針のもとで道路幅等含めた事業計画を具体的に進めてほしいものです。
余剰地は敷地内道路もあり区画として7,400㎡,4,500㎡,3,500㎡等々に分かれておりますが、一筆の敷地と考えた場合、27,000㎡程あり、市街地の中ではこれ程まとまった敷地はなかなか生み出すことはできません。
27年度後半ぐらいから28年度頃に処分可能とはいえ、都市計画総局だけでなく各局との情報交換等により、大規模余剰地を十分に活用できるよう処分時期も含め、積極的に調整していくべきだと思います。
“受け身的に努力せず単純処分”とはならないように~
神戸市会議員 平野章三