26年度予算に特色少なく、目立つは 助成・補助・軽減 の文字が!!

 この度の予算編成は「既成概念に捉われない積極的な施策展開」を基本的な考え方として政策予算のシーリングの撤廃を示されたのであります。

 

 一瞬、神戸新たな展開を期待したのでありますが、中味は投資促進等助成の拡充税の軽減や補助、そして負担軽減施策、さらに調査検討等の項目が多く、斬新で魅力的な施策展開見えてこないのであります。

これには最近各局でそれぞれに政策提案の努力意識戦う気迫のなさを強く感じますが、問題は財政部にもあります。

 

国の財務省のように予算要求に対して厳しい査定を行えるだけの神戸市財務情報収集による政策判断ができていないのではと思うほど“積極的な施策展開”がなされなくても“恒例のように予算配分をされているのでしょう。

 

役所来年度予算として毎年予算時期は施策に対して1年間の予算配分をすることが当然になっており各局も各年度の基本的な予算として確保を目指すことに終始しているように見えます。

そこにはシーリング撤廃というチャンスがあるにもかかわらず新たな政策提案予算を求めて財務部との強いやり取りを行っているようにはあまり感じとれないのであります。

 

そこで例えば予算配分については積極的な施策がなければ基金に積み立て、年度途中でも魅力的な提案等が出てくればいつでも基金が活用できるように各局へ財源の重みを十分に示し、多くの政策提案がでてくるような環境を作り出してほしいものです。

神戸の発展には!!

 

形式にとらわれず実質的な動きができるよう

役所体質から脱却してほしいものです。

 

神戸市会議員 平野章三

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