市長12年間,神戸市職員に採用されてから半世紀以上、まさに神戸市役所生活を振り返りながらの挨拶をされました。震災を乗り越え長期間かけて神戸市を立て直してこられたことは大きな功績であったと思います。
同時に投資的な重要プロジェクトが厳しい財政運営の中少しずつ展開されてきたことがこれからの神戸市の大きな土台作りに貢献されたのであります。
それだけに、平野としては優秀な職員さんと民間の力を活かした上で、もっと市政運営での戦略を描き、強い発信力で戦って頂けなかったことは残念でありました。
そして本会議場での矢田市長最後の挨拶は、過去を振り返りながらも神戸市の新たな出発が始まりだした思いを語られていましたが・・・
~何故ご自身の言葉で語られなかったのか~
行政を知り尽くしている矢田市長だからこそ、事前に準備された文章など必要はなく、自らの“おもい”を語ることで熱き感情が議場いっぱいに広がり、やがて感動を共有出来たのではないでしょうか!
~ 政治家には
自らの信念を自らの言葉で語る ~
そこに本物の政治が見えてくる・・・
神戸市会議員 平野章三