具体的政策なく新市長誕生!市民の白紙委任困るんですが~

読売新聞より
読売新聞より

 この度の市長選挙本来の争点が見えなくて新市長当選してしまうって!

 

 このことは神戸の将来像が“新市長のイスに座ってから考えましょう”ってことになります。

 

矢田市長頼んで東京から来てもらった市長候補を“推薦せよ!”と言われても・・・

 

~つまり組織で決っている人~

 

私が最初から人物で判断したいと言ってきましたのは、後継者として登場された前副市長

市政運営をどう継続され

また、

新たな方針をどう打ち出すのか

 

つまりその人物が“おもい”をどう政策に反映させていくのかが知りたかったからであります。

引き継ぎ前(矢田市長)は震災後の行革等、大変努力してこられたのですが、そのプロセスは見えにくくあまり評価されてこなかったことは残念で、もっと強い発信力で市民に説明すべきと平野は言い続けておりました。

 

もちろん改革の内容スピード等の議論までこの度踏み込まないのは、その時代背景当時の状況を含めては説明しきれませんので、その中での一定の評価はできると思っております。

  

それでは

新市長さんはというと、

 

 

 

後継者としての継承も含め、具体的な政策を示して市民の審判を仰ぐものと思っていましたが、基本姿勢と目標にほとんど具体性がありませんでした。

 

さらに相手候補の政策度々攻撃するだけで、それに代わる政策提案されませんでした

 

結果、政策を示されなかったことは“白紙で信任された”のと同じであり、来年度の予算編成は比較資料がなく、どんな予算案が提案されてもチェック機能を発揮しにくい状況になりました。

 

 

 一方、樫野氏の場合、政策を提案しすぎる程、具体的内容で切り込んできましたので、その代わり示した具体策には市民との約束として非常に重い責任が発生します。


 本来、市民が選択できる争点その人物としての政策であるべきだと思っておりますが、これは平野の意見として申し上げておきます。

 

 

そこで今後の問題点ですが、

 

来年度の市政方針では、本来決算本会議を受け、来年度予算にどう反映するのかを質問できますが、既に今年は終わっており来年2月予算本会議になると予算案もできあがり修正も難しく、意見を述べるに止まる程度でほぼ終わってしまいます。

ただ、11月議会にチャンスはあるのですが、平野の質疑応答時間10分間厳しいことを覚悟しなければなりません。

 

いずれにしても“議会”だけではなく、充実した内容でインターネット配信も活用し、議会活動をしていきますので、引き続き皆さんの強いご支援賜りますようお願い申し上げます

 

神戸市会議員 平野章三

Links