「元副市長」公開討論において勉強不足か?!抽象論と批判だけでは・・・!

 9月15日神戸市長選前の公開討論会の場において市長候補者としての力量面が明確になりました。

 一番大きなポイントとして、かしの孝人氏民間人でありながら政策面で具体論を明確に打ち出しましたが、国の官僚出身であり、7カ月間副市長として経験されたにも関わらず神戸市の現状と方針をご存知なく、重要施策ほぼ抽象論で展開されたのが元副市長でありました。

 

 これには驚きと元副市長の手腕に強い不安を感じたのであります。

 

 

 具体的な問題を申し上げますと、質問は事前に各候補者に通告されておりますので、当然元副市長ご自身も現状と将来における提案まで具体的政策を示さなければプロ意識を持った元官僚とは思えないのであります。

 

 そこで質問の中から2点

<解説>

 言葉にならない~、悲しいですね~、元副市長さん!

具体的な提案をしている相手候補者に対して、上から目線で叩き潰すかのごとく批判されました。

これで官僚としての人柄が見事に表れましたね~

<解説>

 私は国への要望を今日まで数え切れないほど積み重ね国交省の官僚の方々とも交流を深めてきましたので、状況については自信を持って説明できます

 

 神戸空港規制緩和については既に国交省認める考え方がありますが、地元コンセンサス得るように国交省からお願いをされています。地元とは新関空大阪府であり基本的には立地条件のよい神戸空港規制緩和新関空に影響するのではと反対であり、今は新関空譲渡優先され、3空港の具体協議はされていません。

その為、一体運用の申し入れは神戸頼み込んだ状況になり、結果的に新関空に対し神戸空港の評価を自ら下げていくことになります。

そして、もし3空港の話題が出たとしてもいつ頃具体化するのか等、全く目途はなく、むしろ空港島を含むポーアイ二期が短期的に成長が見込まれることを財務省なども含め説明しており、神戸市成長戦略の中での空港として高い評価を受け国家戦略特区の認定などに位置付けられることも含め並行して規制緩和も進めていくことを考えております。

 このように7カ月副市長をされても神戸市現状将来への戦略をも把握できておられないのは驚きであります。

 官僚としての自信により、職員のアドバイスを受けないのか・・

または、幹部職員の方々から情報や協力を得られていないのか・・・

いずれなのでしょうか~

 

 さらに相手候補の政策攻撃されるのなら元副市長としてそれに代わる具体的提案もあわせて示すべきであり、批判だけで終わるとは責任ある政治家とは言えないでしょう。

神戸新聞より
神戸新聞より

 そしてそれぞれの主張を述べあう時には、かしの孝人氏痛烈に批判されたにもかかわらず、相手候補自由に選んで2度質問ができる機会には、何故か元副市長かしの孝人氏への指名を避けたのであります。

 

 もちろんかしの孝人氏2度とも元副市長指名し質問しましたが、天下りの質問等には真っ向から答えず「幼稚な質問~」とかわすだけの対応で、先程までの不快な批判ばかりする元副市長の姿は、実に情けない戦いぶりを見せつけて下さいました。

 

 いずれにしても私は組織決定した人を支援しませんでしたが、公開討論参加により人物重視判断をしたことに納得できる喜びを感じております。

  かしの孝人氏
  かしの孝人氏

いくら公平に見ても具体的明確な政策を打ち出したかしの孝人氏抽象論批判に力を注いだ副市長との評価は、もう言うまでもありません。

 しかし、候補者の支援は政策人物だけの評価ではなく巨大組織力を固めることによって、今まで勝利に導いてきた戦い方もあり、この厚い壁に向かっていくにはさらに声を大きく支援の輪を広げていかねばなりません。

 

甘くはないが、こんなチャンスを逃すことなく

~皆さん共に頑張りましょう~

 

神戸市会議員 平野章三

 

<神戸市長選公開討論会の動画>

神戸市長選公開討論会
神戸市長選公開討論会

9/15に神戸ハーバーランドの神戸新聞松方ホールで開かれた、神戸市長選立候補予定者4人による公開討論会の動画です。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201309/0006340838.shtml

(左の画像をクリックしても、動画が掲載されているリンクが開きます)

神戸新聞NEXTより

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