車イスでの障がい者・高齢者ボランティアの方から相談があり、JR舞子駅バスターミナルのセンター乗り場から乗車する場合、JR改札口の2階から階段で降りることが出来ないのでターミナル1階で移動するしかないとのことでした。
その場合、いづれにしてもバスが移動する車線上を横断しなければならない上、乗り場と階段との幅が同じである為、車イスは階段下より西側の乗り場まで横断をしなければなりません。
バス事業者からは、次のバス停(西舞子2丁目)から乗車して下さいとのお願いをされてきたようでした。
それはないでしょう・・・
そこでその対応として
私は、ターミナル真ん中の階段と乗り場を全て撤去すればセンターに待機場所を確保でき、乗り場は東側カーブ部分から南側まで有効に利用出来ると思いましたが、交通局としても理想的な考え方として受け止めてはおりました。
ただ、バスターミナルの整備については交通事業者と建設局とで既に協議を始めていたようです。
その為、私の意見を建設局にも申し上げると整備方法としては多額の撤去費用を必要とする上、すぐ北側に住宅があり夜間しか工事が出来ない為 騒音問題が大きく影響をすることになるので難しいとの見解を示しました。
結局 交通事業者はお願する立場なので建設局としては回転に必要な乗り場の一部分のみ撤去し、階段等は残したまま乗り場は南側へ全て集中させる案に双方が合意出来たとの報告を受けました。
中途半端で妥協的産物になってしまったような感じでありますので、この件は地元垂水建設局だけで調整するのではなく予算、工事内容を考えても本庁の建設局が本気で動かねばならない問題であると思います。
結局、回転用地や待機場所確保の為、南側だけにバス乗り場を集中させることは今でも朝夕ラッシュ時の混雑を考えた場合、スムーズに流れていくのか疑問が残ります。
さて、これが正しいのか ~建設局の判断は~
神戸市会議員 平野章三