若者の音楽活動を育て支援することを目的としたロックバンドコンテストは民間有志のBattle de egg実行委員会が立ち上げたことを契機に賛同する神戸市が共催することになったことが始まりらしいです。
私はロックのことはほとんどわかりませんが若者の音楽に対する情熱に感動し、さらに神戸市が共催するとのことで、24年度は予選・本選とできる限りイベントに参加し、バンド演奏を楽しんでまいりました。
3月24日の本選大会ではエイベックス,Kiss FM KOBE,ビクター,ラジオ関西等、名だたる音楽業界の方々に審査してもらえるという点においても、このバンドコンテストのレベルの高さがうかがえたのではないでしょうか。
そして、本選大会は盛り上がりを見せ、審査員の先生方からもご好評をうけ、来年も期待を込め引き続き審査に参加頂けるということをお聞きし、私としても喜んでおりました。
<<神戸市主催>>という驚きの展開へ
神戸市が若者の音楽活動に24年度調査費を計上し、ロックバンドコンテストを共催した結果、25年度からBattle de egg実行委員会と共同主催の事業として運営したい旨の申し入れをしたそうです。
これからは官民共同主催のロックバンドコンテストとなり、全国でも神戸市だけであり、これでこのコンテストが毎年継続して確実に開催されると、将来神戸がロックの登竜門として大きな評価をされるようになるのではないでしょうか。
このような事業運営は珍しいケースと思いますが官民共同主催は魅力的であると感じました。
役所だけの主催であれば堅実運営ができるのかもしれませんが、肌で受け止めた若者の感覚をコンテストの運営にいかに表現し、その心をとらえることができるか、民間センスを取り入れることによって官民の事業が新鮮なかたちで生かされるのではないでしょうか。
私も参加すればする程、少しずつロックの良さを感じ、何よりもこの音楽活動を通じて多くの若者たちが未来に向けて活躍されることを期待したいと思います。
神戸市会議員 平野章三