驚き!首相官邸への要望=“神戸市の戦略”即実施へ=

 神戸市関西イノベーション国際戦略総合特区として国の成長戦略である医療分野予算配分規制緩和等、国との協議を連日のように進めてきています。

 

 そこで内閣府認定されれば事業は順調に進みそうなのですが実態はほとんど動かないか、長期の交渉を必要とする等、壁の厚さに苦しんでいるのが現状であります。

 

 何故動かないのか?

 

 特区としてのプロジェクト窓口内閣府でありますが、例えば規制緩和内閣府が進めても結局強い権限を持っている各省最終判断しますので、なかなか特区が生かされてこないからであります。

H25.4.18 神戸新聞より
H25.4.18 神戸新聞より

 そこで成長戦略と言われているプロジェクト許認可権限を持つ各省に対して、強い権限関与できる組織神戸市として要望することになり、神戸市2月に直接首相官邸へ訪問し、プロジェクトとその問題点説明してきました。 さらに再度具体的内容説明を求められたので、4月中旬に案件を進める上での組織体制の強化について要望したのであります。

 

 

 その結果、4月17日国家戦略特区」として早速創設する方針が決定!!

 

 神戸市が大きなチャンス

引き寄せたのであります

 

 安倍首相は「国の主体的関与を高め抜本的な強化をしたい」と述べ、首相直轄予算の重点配分規制緩和推進されることになりました。

 

驚くべきことであります

              H25.4.19 神戸新聞より
              H25.4.19 神戸新聞より
H25.4.20 神戸新聞より
H25.4.20 神戸新聞より

 尚、4月19日日本記者クラブで安倍首相の記者会見での成長戦略==神戸市の要望通り==の表明をされ、そのことはまさに戦略政治力生かされた結果であります。

 

 神戸市の要望と同じ内容を安倍首相表明された主な点は

 

  • 創薬や医療機器の研究開発予算で文部科学省や厚生労働省,経済産業省の縦割り体制を打破し、首相を中心とする推進本部に一元化できる司令塔の創設。

 

  • 神戸市が推進する国際医療交流としての高度な医療を技術や人材育成、創薬や医療機器等医療分野の海外展開を積極的に推進し、国際競争力を高める。
  • 

 

 その他の要望も司令塔が動けば官民一体となって具体的な協議加速することになり、これで医療分野での研究・開発からやっと事業化へと進むことになるでしょう。

 

 

 その為にもまだまだ各省の抵抗都市間競争等に打ち勝たねばならない上、神戸市主要プロジェクト庁内各局本気で協力体制をとり、縦割り行政感覚職員自ら排除していく気持ちにならなければ、

 

      いつまでも  

         政令指定都市   

            ~中位程度~

 

で喜んでいることになるだろう・・・

 

 

神戸市会議員 平野章三

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