2次予選(モトコー3番街にて)を勝ち抜いた5組が3月24日の本選に出場し、初開催での優勝者は「Vino」そして米国演奏が決定しました。
私も2次予選のバンドグループ演奏はほとんど聴いてきましたが、音響のすばらしい吉武ホールで選び抜かれた5組の優勝争いを楽しみに行ってきました。
しかしその日、Battle de eggバンドコンテストに最も魅力を感じたのは運営内容のすばらしさでありました。
まずバンドグループはエイベックスやKiss FM KOBE,ラジオ関西,ビクター等の審査員に評価していただく機会がありました。
そして若者育成というコンセプトからかプロのゲストは呼ばず「勝ち猫~浪速のプレスリー」という二人のメンバーが楽しく司会進行していて手作り感のある新鮮な雰囲気で盛り上げていました。
表彰式終了後、会場横のカフェテラスにて審査員,バンドグループ,神戸市関係者,スタッフの皆さんで約1時間程の打ち上げ懇親会があり、そこへ私も参加させていただきました。
実はこの時間がもっとも一体感を感じ、和やかな中にも充実した時間帯だったのではないでしょうか。
“閉会後の懇親会”というものはたいてい参加せず帰られる方が多いのですが、この懇親会には審査員の皆さんやバンドメンバーの全員が参加されたそうです。
~これが盛り上がった大きな要因だ!と感じました~
アルコール類いっさいなしのソフトドリンクでの乾杯でしたが、立食形式でオードブルが用意されており、特に各バンドメンバーがそれぞれ審査員の皆さんから演奏の評価を受けたり名刺や意見交換、さらにCDを手渡す等、自由に交流でき、参加バンドにとってはすばらしい機会が与えられていました。
これこそが“若者を育てる”という企画であり、Battle de eggの真の主旨を実感することができました。
審査結果は僅差と思いますが、技術面やパフォーマンス等、審査員がプロの判断をされたわけです。重要なことは勝敗は別として、このようなすばらしい審査員の方々に審査されるチャンスを与えることができたことが、Battle de eggとしての大きな目的は達成されたように思います。
若者の音楽活動には神戸市がさらなる支援をしていきますのでご期待を!!
神戸市会議員 平野章三
※会場内撮影禁止だった為、写真はスタッフより提供いただきました。