先日、民間オーケストラ日韓相互交流について協力要請のため、大邱市~市長を訪問し具体的な協議を行ってまいりました。
大邱市は私達滞在中、交流相手の楽団との打ち合わせや演奏練習の見学、各ホールの視察、ミュージカル公演へのご招待等、すべての日程について全面的なご協力をいただきました。
さらに私は大邱市長と飲み友達(ウィスキーのビール割=“バクダン”)として当日大歓迎して頂きました。
しかしデザイン都市としての神戸はスタートしたばかりであり、そこでデザインについても交流のお願をしてまいりました。
丁度神戸市のデザイン関係最高責任者の方がこの後大邱を訪問され、デザインセンターを視察されるとのことを聴きましたので、あわせて大邱市長に受け入れについて格段のご配慮をお願いしましたところ快く引き受けていただきました。
大邱市のデザインはレベルも高く、具体的な取り組みが進んでおり人材の育成も含めこれからの神戸にとって十分参考になると思います。
さて、オーケストラについては楽団の練習中に訪問し、指揮者の方との打ち合わせや挨拶の機会等により交流の話がさらに進み、早速日本側の演奏会見学に来神されることも決まりました。
そして啓明大学,嶺南大学関係者との交流、大邱市長ご案内によるミュージカル『レ・ミゼラブル』やバレエ『くるみ割り人形』等、オーケストラの演奏とともに観覧でき、非常にレベルの高い大学や音楽に接することができ充実した内容の日程でありました。
最近私は文化芸術・音楽について “具体的”に進めていけば都市間での強い絆ができると感じましたし、人材育成とともにいずれ経済効果が生まれるような戦略も考えていかねばならないと思いました。
その意味でもこれからは私も少しずつ芸術や音楽に目を向けていきたいと思いますので色々なアドバイスやご支援を今後頂ければ幸いに存じます。
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尚、その後デザインの最高責任者の方から大邱市視察報告を受けましたが、内容的にレベルが高く今後大邱市とデザインの交流の必要性を強く感じておられたので私もこの結果をお聞きし、今後デザイン関係についても協力していきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三