2010年度より『韓国うたコンテスト』が行われており、韓国総領事館,神戸新聞社が主催で今年度も神戸新聞松方ホールで開催されました。
領事館よりご案内いただき、今まさに交流事業として時期・内容の重要性を考え参加してまいりました。
9月19日付のブログでも申し上げましたが、日韓関係・日米韓の連携については私自身大きく損なわれてはならないと思っておりました。
ところが9月27日韓国商工会議所主催の李成権(Lee Seong-Kweun イ・ソングォン)新神戸総領事の歓迎会にご招待いただいた時、友好を深め合う良い機会と参加致しましたが、韓国側からの挨拶の中で、“日本側の方々が当日まで参加頂けるのか非常に心配していましたところ、会場に来ていつも通り出席されており安心致しました”との発言がございました。
懇親会の席でも韓国側の方々より積極的に交流しようという雰囲気が自然に伝わってきたのであります。
日韓問題は日中とは違い、一時期程あまり報道されなくなり現実的な交流には影響を感じることはありませんでした。
そうそう・・ところで韓国うたコンテストですが、
他都市で予選を勝ち抜いた日韓の20組が出演され、いろいろなジャンルとパフォーマンスで観客を沸かせましたが、韓国の出演者それぞれに強烈な歓声が響き渡り、思わず圧倒されました!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
しかしどの出演者に対しても歌い終わったら全員が暖かい大きな拍手をされていたことは、まさに感動でした。
今、仁川市,大邱市ともすでに経済も含め文化交流が順調に進んでおり、特に最近大邱市と民間オーケストラの楽団が相互交流できるように協議が行われております。
そして駐神戸韓国総領事館の支援も頂き、心強い限りであります。
なぜなら今回、唯一日本側の審査員として民間オーケストラ楽団の責任者を抜擢する程信頼関係が深まっていたのであります。
ところで主催者側の“総領事”は特に大きな期待をされている人物でありますので、この際経歴をご紹介しておきましょう。
姓名 李成権(イ・ソンゴン) 1968.10.15生
学歴 1996.2 釜山大学哲学科卒業
2004.2 早稲田大学大学院国際関係学修士課程修了
主要経歴
1996.4 ~2000.4 朴グァンヨン国会議員秘書
2001.10~2003.10 河野太郎衆議院議員秘書
2004.6 ~2008.5 第17代国会議員(ハンナラ党、釜山)
2008.9 ~2010.7 大韓貿易投資振興公社常任監査
2010.7 ~2011.6 大統領室(李明博大統領)秘書官
2011.9 ~2012.7 東義大学(釜山)政治外交学科兼任教授
2012.9 ~ 駐神戸総領事
私も総領事と、かなり親しく交流ができましたので、今後の日韓,特に都市間での経済・文化等でより具体的な成果をあげられるよう努力してまいります。
又、韓国うたコンテストを主催し、重要な役割を果たされています神戸新聞社さんにも、神戸市とともに感謝申し上げたいと思います。
特に日韓・日中の記事は非常に的確に報道されており、あわせて地元神戸新聞社さんの重要性を感じました。
ただその時神戸市に大きな力を与えてくれました山中教授のノーベル賞受賞記事が紙面を埋めつくしていましたのであまり大きく報道されていませんでしたが、
麻生太郎元首相の訪韓により李明博大統領との会談が行われ、韓国大統領は「発言内容が誤解されている」と釈明され、発言の影響を収拾される等、まさに理想的な流れに動き出したと思います。
尚、10月23日韓国国会議員15名が竹島に上陸しましたが、日韓両政府間での影響はないでしょう。
私はこれからも強い精神でブレずに
的確に政治判断のできる行動を続けて
まいります。
神戸市会議員 平野章三