垂水駅東口からレバンテ広場内に雨天時等、特に利便性の高い屋根付きの障がい者・歩行者用通路が設置されています。
そしてその通路や広場は当然自転車・原付放置禁止区域ですが、現実は禁止区域である通路は “無料”駐輪場 となってしまい、特に夕方になると自転車・原付だけでなくさらに自動二輪まで置きたい放題でありました。南北に隙間がない程駐輪し、レバンテとウエステの東西の行き来もできなかったり、障がい者用の点字ブロックの上にも平気で置く等、皆さん撤去日を避けながら堂々と違法駐輪をしておりました。
私もこれまでに障がい者の方や多くの通勤者から苦情をお聞きしており、本庁の建設局や垂水建設局に“撤去方法”や例えば“すぐ近くの有料駐輪場を夕方からなら半額料金にして誘導する等”対策についての提案も含め何度も申し入れてきました。
しかし建設局は特に改善の努力をすることなくいつも通り定期的な撤去を繰り返すだけでした。
やはりここでもお役所仕事か・・と腹立たしい気持ちでしたが、それでも建設局関係者には機会あるごとに放置駐輪対策を申し入れてきました。
そのような中で、建設局は8月初旬、いよいよ駐輪ができないようにポールやチェーン,ブロック等を囲い込むように設置し、中に入れないような対策をされました。
なかなかすばらしいアイデアであり、しばらく見ていますと、自転車・原付が次々と来ますが面白いように皆さん諦めて通り過ぎていくので、今日は一台も放置駐輪がなく、しかも歩行者の通行に支障も暑苦しさもないように考えられており、お見事な内容でした。
当面この方法で続けていかなければマナーの悪さは注意や指導,そして撤去をしてもいたちごっこが続くだけであります。
ただ気になるのはレバンテ広場東側の駐車場フェンスに沿ってわずかに違法駐輪がありました。
締め出されたら別の場所を求めて移動していくかもしれません。
~いずれ又、次の対策が~
最後に申し上げておかなければなりませんが、垂水建設局は今までこの駐輪対策以外、公園や道路関係等丁寧にしかも素早い対応をされており、私はその努力は十分評価できるものであり、今後も区民のための活躍を引き続き願うばかりであります。
神戸市会議員 平野章三