毎年集中豪雨による商大線からの大量の雨水が、国道2号線を越え宮本町の住宅街に流れ込み、床下浸水等の被害が繰り返されています。
西側に天神川がありますが、勾配面や排水機能が不十分であり、国道に水が溜まり溢れ出してしまう状態であります。
そこで、商大線は神戸市建設局、国道は国交省所管ですので両事業所とともに地元の皆さんと協議を致しました。
その際、前衆議院議員の関氏が国に働きかけてくれましたので、来年度(今年の6月頃)国道2号線南側、レストランCASA前より西側の天神川まで放流できるよう側溝の工事着工が決まりました。
そしてCASA東側の古川には神戸市建設局が水路清掃し、その上でまだ十分排水されなければ、商大線にもう一本側溝の整備を検討してくれることになりました。
ところで国道より北側は天神川上部に建物があり長年使用されてきた経緯がありましたが、この度消防団が4月に浜側へ新築移転されるのを契機に、神戸市は3年間程の期間で他の建物も移転いただくお願いを致しました。
移転後の方針はまだ決まっていませんが、現在の道路幅員では歩道が十分整備されていませんので、天神川上部を活用して安全な歩道の確保ができないか今後地元の皆さんと協議していきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三