~~~ この緊張感のない神戸市水道局~
100%出資の水道サービス公社はもういらない ~~~
先日水道委員会があり、水道局の 「水の科学博物館」は大阪市の出資会社に管理して頂くことになりました。
すでに公募され指定管理者も選定された後の審査ですから余程の問題がない限り認めざるを得ません。
実に情けない内容の審査であります
そこで委員会にて水道局と公社の姿勢を正しましたが他人ごとのような水道局の答弁に、もう公社解体をすべきと感じました
何故なら公社は90%水道局からの収入であり、又 局と公社との随意契約で実施されており、水道局直接の業務対応も必要ですが、大半の業務は民間開放が可能であります。
ただ、すぐ解体となると神戸市 又は関係団体で200名弱の公社職員の受け皿を作らねばならず、これでは実質的に改善になりません。
そこで順次民間開放による縮小を計る方向で進めるよう指示しました。
まずメーター検針で未だ2センター(中央区、兵庫区、垂水区、西区) が民間開放されておらず25年度を目途に民間委託をし、メーター取り替え業務 (年間10万件強) も同様に実施していくべきと申し上げました。
突然具体的な計画提案でしたが、今回の問題を受け検針については25年度中で対応するとの答弁をされました。
しかしメーター取り替えについては技術面、専門性、安全性、信頼性・・・等々当面民間では出来ない などと訳のわからない理由を並べて民間開放について拒否されました。
何を考えているのか!
私は〝水の科学博物館〟も不必要だと思っている上に大阪市100%出資会社にお願いするぬるま湯に浸かった水道局は少なくともメーター取り替え業務を、例えば地域モデル事業として検針と同じく25年度には実施すべきだと再質問致しました。
結果、検針 ・ 取り替え業務は申し入れ内容通り行うとの答弁をやっとされまた。
外郭団体巨額債務問題をはじめ無駄と判断された団体は極力削減という流れからも、この度水道サービス公社に対して数字なり方針を指示出来たことはまず一歩前進として今後具体的な成果が期待できると思います。
~~~ 市民目線で常に厳しい対応を これからも ~~~
神戸市会議員 平野章三