議案を一目見て驚き、愕然としました
ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
神戸市水道局が管理してきた 「神戸市水の科学博物館 」を民間等に管理運営委託するため指定管理者の公募を昨年末行い候補者が選定されました。
応募団体は6社ありましたが選定委員会の評価結果は 「株式会社大阪水道総合サービス」に決定致しました。
ところがこの会社・・・
大阪市(水道局)が100% 出資しており神戸市水道局の施設を実質大阪市に管理運営して頂くことになるのです。
・・・恥ずかしいかぎりです・・・
神戸市も大阪市と同じように水道局100% 出資の外郭団体で財団法人神戸市水道サービス公社がありますので、何故応募しなかったのか確認すると “ 検討はしたが管理運営できる状況にない ” とのことでした。
100% 出資は神戸市そのものと同じで応募も出来ないとはまさにぬるま湯に浸かった天下り法人と言われても仕方ないでしょう。
さらに神戸市としては地元企業育成する方針のはずで当然市内に本社や支店がある企業等から公募すべきであります。
ところが市職員1名を含めた4名の審査員で評価項目ごとに配点し決定されたようですが、地元配慮もなく応募団体の評価についてはすべて具体的に示されておらず承認できる材料がありません。
神戸市の施設運営管理を大阪市に引き受けてもらうなど前代未聞であり、それならば今、大阪府と大阪市との水道事業の統合を進めていますので、この際 神戸市の水道事業も同じように統合してもらうようお願いされたらと水道局に申し上げました。
橋本市長の外郭団体解体論で大阪市職員の危機意識が今回の動きになったかもしれませんが・・・
ただ
神戸市の公募に参加する大阪市も
行政としての感覚というかセンスに???
~~~ 何をか言わんやですわ ~~~
今回の件で100%出資の神戸市が守ってくれる財団法人神戸市水道サービス公社の取り組む姿勢を見て、もう存在価値はないでしょう。
このままでは今後解体の方向で見直さなければなりません。
神戸市会議員 平野章三