一言話しを聞いただけで、この女性の方は今、社会の中でかなり積極的に活躍されている知的な行動派だと思いました。
話も、看護師、医療従事者等の腰痛予防対策についてという私にとって初めての内容であり、説明を受けている間に取り組む必要性を感じてきました。
看護や介護による腰痛は職業病で仕方がないと思われてきましたが、介護者が健康でなければ良いケアの提供にはつながっていきません。
その為、機器や用具の有効活用、ケア提供の工夫等、労働環境の改善をし、身体負担の軽減が出来るように腰痛予防対策マネージメントを行っているとのことでした。
彼女の経歴は医療事務に4年従事、看護師になり2003年よりオーストラリアへ留学、看護資格を取り看護大学院に進学し、ヘルスマネジメント専攻等約6年海外生活、帰国後財団法人の代表で活躍中・・・
ところで腰痛予防や機器・用具活用等について、例えば現実的に現場では “忙しくて時間がないので手を動かした方が早い” などまだまだ理解や行動までに至っていなくて、これから指導や研修により医療従事者に広めていきたいようであります。
その為には行政、特に地元神戸市に支援してほしいとのことで政治面から協力を求められました。
久々、対応に悩みました。どの局でどのような内容の支援が出来るのか、新たな制度の構築や国(厚生省・経産省等)は・・・と考えると~~
しかし、まず一歩でも進めるために、取り敢えず市に理解と話し合いの橋渡しをすることにしました。
将来確実に増加していく看護・介護を考えると一度取り組んでみて成果が上がれば報告したいと思います。
神戸市会議員 平野章三