ライブに誘われ すぐに〝アルコールはあるの?〟と聞いてしまった。
~~~ 何を言っているのか ~~~
と・・・ふと気付いた。
でも自分の中でライブは少し違和感があり、飲みながらなら何とか大丈夫かと・・・
返事は 〝参加するよ〟と自信をもって?( ̄ー ̄;
当日4グループのステージがあり、3番目に出演する女性シンガーAyako Shiraki さんを応援するとのことで午後5時30分から入場しました。
早速、ビールを手に参加者4人の席を確保・・・そして飲みながらライブハウスをおもむろに見廻すと席数60席程で満席、年代は間違いなくすべて20歳前後の男女若者ばかりでした。
この雰囲気の中で自分の居場所はあるのか・・・と思った時、やはりビールという相棒で一息つきました。
演奏が始まると次第に一体感が味わえるようになり、飛び入りのギターリストが演奏するとライブはさらに大盛り上がり、そこにこの若者たちを引き込む力の凄さを肌で感じ取りました。
演奏者に対する若者達の心熱き声援、この姿も見ることができたことにただただ感動でした。
その中でShiraki Ayako さんが舞台にたつと、ギター演奏の方とじっくり聴かせるステージでしたので雰囲気も変わり、皆が聴き入っておりました。
一人の場合よほど声量等歌唱力がないと難しいと思いますので、このステージは素晴らしかったのではないでしょうか。
そして最後に主催したメンバーが観客と一体になった演奏で幕を閉じました。
今、政治の世界では無関心な若者を批判しますが、彼らには彼らなりの燃える何かがあります。
その事が分かっていなかったことに気付かされました。
神戸市は地域団体の会合やカルチャースクール、子育てサークル等を地域福祉センター、勤労市民センター、その他のホールを建設し対応してきましたが、若者の心をとらえる施策はなかったのではないでしょうか。
例えばジョブカフェ(若年者就業支援センター)や研修施設など就職につながるサービスをしていることだけが若者を支援しているとの勘違いがあったのではないでしょうか。
今日のライブの参加者でライブハウスの費用ぐらいの収入はあるでしょうが、出演者は間違いなく出費覚悟のステージでしょう。
もし神戸市がライブハウスを作り若者の熱き心に支援をすれば、必至で戦っているライブ演奏者の方々は少しでも希望のチャンスが広がり、応援する若者は行政にも理解を示すと思います。
そこで私は神戸市でライブハウスを作れないか努力してみたい。
スポーツ施設なら誰もが賛同しますが、頭の固い行政を相手にライブハウスをどこまで理解をさせることが出来るかな~~~
~~~ やはり、矢田市長にもう少し民間的感覚があってほしい ~~~
神戸市会議員 平野章三