5月19・20日と自民党神戸市会議員団で被災地仙台市・宮城県を訪問し、視察と支援の打ち合わせを行いました。
仙台市では南蒲生(ガモウ)地区で70万人対応の下水処理施設が壊滅的打撃を受け、現在垂れ流し状態であり、下水道部長から機能回復に対して国の厳しい査定があるため、私共に協力要請がありました。
財務省主計局の視察で基本は原形復旧との指導ですが、津波被害の為 建て替えも含めて考えると、例えば仙台市では機能復旧として1000億円クラスの建設予算を検討しておりましたが、国は復旧だけで300億円ぐらいの考え方です。
平常時と災害時とは国の補助率に大きな差があり、財務省としては災害補助以上に特別なる予算は認めないことは私も十分承知していますが、より安全な施設にしておくことは当然であります。
そこで私は早速、神戸市副市長に下水処理場の設計段階から予算要望等、仙台市に協力するよう申し入れ具体的な打ち合わせに入りました。
同時に自民党国会議員の支援要請も致しました。
さらに私は神戸~仙台便が強いパイプで復活できるよう仙台市と宮城県にも要請し、了解を取り付ける協議が整いました。
そして後日の5月31日再度訪問し具体的な打ち合わせをすることで合意致しました。
神戸市会議員 平野 章三