3月11日地震発生日より緊急消防援助隊、そして水道、下水、避難所、医療チームの皆さんを市役所前より次々と激励の出発式をさせていただきました。
神戸市民の皆さんが“何か応援をしたい〟とのお気持ちも・・・
今のところ現地にはそれぞれの専門的メンバーの派遣に限られていますので、救援物資の支援に災害募金にてご協力いただいております。
一方、原発対策については自衛隊、警察庁、東京消防庁、東京電力など現場の皆さんが日本を守りぬくとの使命感を持って日夜命がけの作業をされている姿は、国民の誰もが心よりの感謝とともに感激をしています。
22日に総務大臣より神戸市長に原子力発電対策専門チームとしての特殊災害隊要請が正式に出されました。
この時、専門部隊約50名を構成していかねばなりませんが、私は東京消防庁の厳しい作業後の記者会見の様子が頭をよぎりました。
一言一言かみ締めた言葉の中に日本の国を守る使命の心と隊員、そしてその家族への“おもい〟が言葉では表現できませんが、会見によって国民に十分伝わったのではないでしょうか。
何としても原発事故が出来る限り影響が少なく終息することを願うばかりであります。
政府は統一地方選挙後の4月11日以後に、復興計画と補正予算を打ち出すとのこと。
=== 実に情けない ===
支持率と選挙をこの時期に計算する政局優先の政治が逆に被災地や地方自治体を支援している国民に見放されるでしょう。
神戸市会議員 平野章三