天候に恵まれた朝、神戸港新港第4突堤での内覧会で起重機船を見学しました。
何故見学をしたのかと言いますと、国のコンテナ戦略港湾の一位に神戸港が認定されたこの時期に、地元企業が新たな機能を持つ起重機船を竣工したことと、さらに海外事業にもどのような展開をされるのか知りたかったのです。
現場で見て初めて起重機船の4.000トン規模の大きさに圧倒されましたが、写真もビルの3階に上がってやっと全景が撮影できるぐらいです。
新船のジブは格納ができ、移動しやすく波に強いため、海外でも機動力を発揮しやすくなったようです。
今後、神戸港と仁川(インチョン)港での貨物輸送の充実を計る中、仁川港が大々的に港湾整備を行うことが決定されており、韓国のプロジェクトに活用される可能性があり、さらに台湾も商談が進むような話がありました。
地元企業がこの厳しい経済情勢でも前向きに戦っていることを思う時、神戸港も国の国際コンテナ戦略港湾の決定を十分に生かせるように、今後は予算の確保を財務省中心に全力を注ぐ努力をしていきたいと思います。
神戸市会議員 平野 章三