今年4月より曜日に関係なく上限2.000円という実質値上げ改定に民主党内で批判、原則無料化の動きに逆行との意見も強く、調整の行方がどのように決まるのだろうか?
司令塔不在である2008年度より10年間3兆円の予算で割引財源を確保しているが、一部で〝道路建設に転用せよ〟との党内主張にも振り回され、結果値上げ的な案が出されてきた。
神戸市としては阪神高速(首都高速)での料金圏を撤廃、対距離を基本とする上限制導入か?
特に気になるところであります。
例えば現行500円が対距離制で上限900円となると近距離は値上げで遠距離は値下げですが、市民にとっては不利な面も多くなります。
又 対距離制で関係した問題ですが、国が買い取り条件で道路の建設を神戸市にさせたが、阪神道路公団はいまだにその道路について約束を履行せず今日に至っている。
詳しい説明は国と交渉中でもあり控えさせて頂きますが、現在の阪高と神戸市の接続割引が事業主の一本化により更に料金値下げが考えられます。
本州四国連絡高速道路、阪神高速(首都高速)の対距離制導入等は、今後 県 ・ 市の議会承認も必要であり慎重な判断を求められることになりますが、しばらくは調整委に手間取ることと思います。
財務省 ・ 国土交通省 ・ 民主党 ・ そして党内反対勢力との綱引きにより振りまわされる神戸市でありますが、議会としては責任ある意見を申し述べたいと思っています。
神戸市会議員 平野章三
その後、政府 民主党は実質値上げイメージを薄めたく、またまた上限2,000円を土 ・ 日 ・ 祝日に限り上限1,000円割引を来年以降も継続の方針に切換えるようです。
小手先の目まぐるしく変わる政策転換に慣れることの危うさを感じてなりません。