教育委員会は以前から指導教員不足の中、部活動の活性化の為、外部指導員を招いて部数の減少に努力してきました。
しかし、部を維持することが目的なのでしょうか?
生徒が本当に希望する部活をさせてあげるべきであります。
毎年秋に星陵台中学校で神戸市垂水区空手道選手権大会が開催されていますが、幼稚園児や小学校までは参加者が多く、中学生になると参加する人がほとんどいません。
何故か?
中学には空手部がないからです。
教育委員会は強制ではないと言っていますが、現実には空手を諦めいづれかの部に入らなければならない環境であります。
私は垂水区空手道協会の会長として以前から部の創設をお願いしてきましたが、検討しようとする姿勢が全くなかったのは生徒の立場に立てていなかったのではないでしょうか。
ただ、度重なる要望に最近変化の兆しがあり、やっと10月教育委員会が空手を認める発言をされました。
もちろん各学校の判断で決定することは十分承知しておりますが、まず大きな前進であり、今後は外部指導員等手続きを進めていきたいと思います。
空手は一例であり、生徒が少しでも希望の部活に参加できる真の教育に近づける努力をしていきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三