先日、兵庫県予防医学協会会長 松村陽右(ようすけ)先生を招いて、日々の健康管理について市民の皆さん(20名位)とお勉強会を行いました。
最初の20~30分位はスライドを見ながら、未病の為の検診等健康についての説明をして頂きました。
その後勉強会は、お茶とお菓子を頂きながら皆さんが自由に質問して、松村先生に答えて頂くという感じで進んでいきます。
もし質問が出なかったらと少し心配していましたが全くの杞憂に終わり、一時間半という時間があっという間に過ぎる程、皆さん多くの質問をして下さいました。
「手術をして3年経ち、今のところクリアしてますが再発の可能性は?」 の質問に・・・
「再発の心配をするよりストレスをためないで規則正しい生活をして下さい。 だいたい大きな手術をしてもその歳までお元気なんだから十分!」 なんていう具合に、心の病も一緒に治してくれそうな松村先生・・・。
時々いるんですよね、病気は治ったけどドクターの対応で精神的な病気になったなんていう人が・・・。
そして睡眠についての質問です。
定年退職して2年目の女性・・・
「定年前は午前1時に寝て6時に起きるという生活を毎日きちんとしていましたが、最近4時間でパッチリ目が覚めてしまいその後は眠れません。 午後11時に寝たら午前3時に覚醒してしまいます。 眠たくないからそれはいいんだけど困ったことに昼間 講演会や観劇中に眠くな り、我慢できないほどの睡魔におそわれるんです。 どうしたらいいでしょう?」 と・・・。
「眠たかったら眠ったらいいんですよ。」 と松村先生
え~~ ゆるっ!! ていう感じですよね ♪(^∇^*) あはっ♪
「4時間きっかりで目が覚めてしまうというのは体内時計によるものです。 それがご自分のリズムなのだから、まず目が覚めても寝なくてはと悩んだりせず心をリッラクスさせ、講演会中でも5分ほど眠ったらいいんです。 我慢すると辛いけど5分も寝たらスッキリしますよ。」
なる程、そう言えばこの方お勤めしていた時は昼間眠くなったことはないと仰っていましたが、確かに動きがある仕事だと眠くなることは無いけど、講演会や映画などじっと座っていたら眠気がくるという事なのでしょうね。
そしてそれを無理に我慢せず、ちょっとだけ眠るというのがストレスにならず、予防医学の観点からもベターなのですね。
う~ん深い! と感動していたら平野章三の声が・・・
「私もね、会議中とか眠くなるんですよ。 眠っても良かったんですね。」
「まあ、程々に上手にしなはれ。」
ぐ~♪ d(* ̄o ̄)
しかし松村先生どのような質問にも即答できちんと丁寧に答えてくださり、本当にすごいな~と思いました。
平野章三の冗談の突っ込みもさらりとかわしていたし・・・ププッ ( ̄m ̄*)
普段病院では次の患者さんが待っていて聞きたいこともそこそこに帰るというのが常ですが、この日は病気のことだけではなく薬のことや医療システムについて、また検査のあり方等の質問も飛び交っていました。
松村先生は、医療機関の判断などに対して立場上 受答えに難しい質問でも、真摯にまた適確に答えてくださいました。
お見事!!
終了後、市民の皆さんの表情には充実感と満足感がありました。
それは聞くだけの受け身な講演で質問も形式的でしづらいのが多い中、今回の勉強会は自由に質問でき、納得いくまで説明を聞けたというのが大きかったのではないでしょうか。
「いや~ こんな集まりは初めてですよ。 良かった~。」 等と皆さんに言って頂け、平野章三が前々から温めていたこの企画を実現できたことに、A ・ Kちゃんも私もとても満足です。
やはり市民目線での企画、このような発想が良いですよねo(*^▽^*)o~♪
章三先生、私たちも勉強になりました。
そして松村先生、本当にありがとうございました。
C ・ J