身近な神戸市へ
民間出身の広報専門官として活躍中
広報紙 KOBE で 「なるほど市政レポート」 の連載を10月頃からスタートし、市民目線で市政をわかりやすく表現しようとしています。
ホームページ上ではウェブマガジンにて更に素朴な疑問に答え、身近に感じてもらえる様に工夫をされています。
当面、この企画にどれだけ本気で役所の人が協力してくれるのだろうか!
市にとって都合のよい部分だけの発信で終わらないか心配であります。
私は麻理さんの行動を見て・・・
まず最初に感じたことは、麻理さんの笑顔と人柄の良さで、独特の役所風土が変わってくれることを期待しています。
市民はお役所体質が変わっていけば、自然と市民から溶け込んで来られると思います。
只、やはり神戸市は狭い範囲の中での役割しか考えてないようです。
もっと市の重要課題をタイミングよく発信出来るような舞台でまかせるべきであります。
何故かというと、まず今の市の問題点の一例をあげると神戸市の出先機関である企画調整局の東京事務所。
ここは本来 中央省庁との政策 ・ 予算、そして経済界の橋渡し等 重要な前線基地であります。
しかし、神戸市の各局が東京事務所を通さず直接活動をし報告もない為 情報力が乏しい、主に市長、副市長の世話役というところでしょう。
ましてや企画調整局 (医療産業都市構想推進室は評価しています) に調整能力はありません。
以前から調整の2文字を削除すべきと言っています。
この様に神戸市のコントロールタワーがどこにあるのか?
周辺は市長に気づかい物言わぬ安全生活、誰もご意見番にはなりたくないといったところでしょう。
せめて、神戸の魅力 ・ 素晴らしい財産が広報により強い発信ができる環境になればと願うばかりです。
神戸市会議員 平野章三