仁川より大邸へ7月22日に移動、そして矢田市長と合流し大邸・慶北デザインセンター等を視察致しました。
韓国には4つのデザインセンターがありますが、国家的プロジェクトとして大邸デザインセンターはその中心的な存在であり、デザイン産業の発展に大きな役割を果たしています。
平成20年6月にオープンし、品質にデザインを加え中小企業等を支援し、デザイナーの育成も行っています。
尚 情報収集の為、デザイン・素材関連のネットワークを構築しており、ニューヨークからの情報が送られますので海外への視察は必要ないとのことです。
超軽量のスーツケース、その素材で軽い車椅子や大手メーカーのスニーカー、そして砂のつかない水着の開発等 最先端の商品開発にかなりの力強さを感じました。
一方、国策事業として選定された大邸の先端医療複合団地での医療プロジェクトのプレゼンテーションが7月23日にありました
まさに今回提携を行う中心的な事業の交流となります。
事業内容 : 規模 約103ha
事業期間 2009年~2038年
総事業費 約4,100億円
大邸側の要請により2009年1月、神戸市先端医療振興財団と大邸医療協議会と「共同研究開発事業推進合意書」を既に提供している。
研究テーマ ① 認知症の予防や治療のための新薬開発
② 内視鏡診断のための医療機関開発
等々で連携することになっています。
以上の経過により先端医療、デザイン産業等両都市間の相互交流と協力関係を推進するため親善協力都市として調印を行いました。
金範鎰(キム・ボミル)大邸市長の人柄と事業推進に積極的な大邸市の関係者の皆さんとは、より一層活発に交流出来ることになりました。
さらに副議長として神戸市議会代表で訪問しましたことで、大邸市議会 都(ド)議長、議運委員長とも意見交流ができ、なおかつ十分な成果が期待できるものと確信致しました。
神戸市会議員 平野章三