垂水音頭の歴史は500年近くになり、一遍上人の念仏踊りがはじまりと言われています。
その後、歌舞伎浄瑠璃の物語を音頭に取り入れた、段文音頭が播州一円に伝わり、垂水音頭はその代表的な音頭です。
昔は旧盆に夜通し踊っていたようですが、昭和21年に青年団で復活させ、その後地元有志が保存会を作って今日に至っています。
私、平野章三も入会させて頂き、地元の皆様とともに会員の一人として、垂水音頭や五色流しを踊っていますが、まだ人前に出るところまで上達していません。
しかし年間行事の中で8月14、15日の二日間、JR垂水駅東口の駅前広場で開催しています垂水音頭保存会主催の盆踊り大会は年々参加者が増え続け、私自身も大変楽しみにしていますし、その時ばかりは踊りまくっています。
会員は子供さんから少し前まで若かった人、昔若かった人まで、皆が保存会の浴衣を着て踊りを楽しんでいます。
この貴重な郷土文化である垂水音頭ですので、少しでも多くの方々に参加して頂きたいと願っております。
神戸市会議員 平野 章三