神戸港は震災の影響や国が港湾投資を多くの港に分散した結果、国内貨物が韓国・釜山港に流れ、コンテナ取扱量が落ち込み厳しい状況が続いています。
現在、ソウルから釜山港へ陸路で400Km輸送するルートがありますが、ソウルに近い仁川港から神戸港への航路を利用する方が時間と価格面で有利になります。
そこで私は・・・
仁川・神戸の貨物誘致を進める為、両港がそれぞれ国・市・公社が参加した協議体を設け、実質的な話し合いに入ることを仁川港湾公社に提案し、同意を得ることが出来ました。
さらにソウル首都圏の貨物誘致を図る為、約100社の企業を対象にセミナー開催もあわせて支援を頂くことになりました。
その後仁川市長に面談し、協力の依頼もさせて頂き、又 中心的な海運会社2社も訪問し、航路の充実、船舶の大型化等具体的な話し合いと全面的な協力を取り付けることが出来ました。
帰国後、仁川・神戸間の貨物誘致を戦略港湾の計画に組み入れていますので、協議体・セミナーに国土交通省の協力を求め支援を頂くことになりました。
今回、単なる都市間の交流ではなく、将来への実質的な事業展開が出来たことは副議長平野章三としての行動が
十分に生かされたと思います。
まだまだ手を抜かず、引き続き攻撃型で戦って参ります。
神戸市会議員 平野章三