阪神港・神戸空港 ~ 国の判断最終局面

 阪神港
 阪神港

国土交通省「国際コンテナ戦略港湾検討委員会」にて5月17日(月)に最終のプレゼンテーションが実施された。 

東アジアの拠点港湾として国が重点投資をする委員会での選定に阪神港(神戸・大阪)が位置づけられる事が重要な課題であります。

 それに先立ち5月12日「阪神港国際コンテナ戦略港湾促進協議会」が前原誠司国土交通大臣に対し、国際コンテナ戦略として阪神港が選定され、機能強化に資する施策を集中的に実施される様要望をされた。 

一方、国土交通省成長戦略会議の航空分科会が5月17日に成案をまとめ、大阪(伊丹)空港と売却する方針とされた。

 

 

 神戸空港
 神戸空港

『しかし、関西の自治体や経済界等でつくる「関西3空港懇談会」は神戸空港を含めた3空港一元管理で合意しているにもかかわらず、神戸空港は一切取り上げられないどころか話題にもされていないのが現状であります。

当然今、国土交通省に対して神戸市としての強い姿勢で要望を申し入れる対応をしなければなりません。

しかしながら港湾・空港と神戸市の最重要点課題として戦っているこの時期に、港湾では大阪市長が出席しているにもかかわらず主役である矢田神戸市長は12日の大臣要望も17日のプレゼンテーションも欠席、しかも17日から25日まで神戸・リガ姉妹都市提携35周年行事等海外出張の為9日間も日本不在であります。 

この間、神戸空港についての国への申し入れもないまま方向性が決定されてしまいます。

我が会派もそして私もこの時期の出張は取りやめ、副市長の代理出席をと強く進言致しました。

結果、予定通り出張されています。

市長!   神戸市として戦う姿勢はないのでしょうか?

 

                                           神戸市会議員 平野章三

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